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作者アーカイブ: t-saitoh

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福井村田・新規格準拠コンデンサー

何気なく、Newsフィードを見ていたら、福井新聞(Web)に元職場の 福井村田製作所新商品の記事。 うーん、俺が勤めてたときよりメいっぱい小型化しているはずなんだけど、 でっかぃコンデンサーの写真。よくみれば、GWシリーズは大容量。 ま、先端企業だし新商品記事は多いけど、福井のニュースに出ていたということで、メモ。


テスト返却+卒研の説明

4EIの情報構造論のテスト結果を返却。 多少甘めの採点もあって、全体的にいい成績なんだけど、 未提出レポートを完成させないとヤバイひとが、チョッと残ってる。

授業の中で、問題の解説などを行ったけど、時間が余るので、来年度の自分担当の卒研テーマに ついて説明を行った。

  • 画像処理自律ロボット系
  • Arduino+LEGOで倒立振子制御系
  • Google Apps Engineを使ってクラウド上に緊急連絡システムを移植

のテーマで行く予定。学生さんに興味を持ってもらえただろうか….

春休みにLinux講習会…

クラブの学生さんより、春休み中にLinux講習会などをしてほしいとの要望があった。 プロコンなどに参加するにも、サーバをたてるといった目的としても、 自前にLinuxインストールして、サーバをメンテナンスするという目的を こなすために必要なネタを話そうかな…

ひとまず適当に必要そうなネタをあげてみる。

  • Linuxの全体像、shellの使い方(サーバの設定ができる程度に Cygwinベースでもいい…)
  • shell変数と環境変数、親プロセス子プロセス
  • /etc/rc.d/などのプロセスやサーバ起動の考え方
  • sed/awkの概要と正規表現(PerlやPHPのpreg_*()系関数の導入のために)
  • PHPのプログラミングとセキュリティ
  • JavaScriptのプログラミング

高専の卒論査読をこなす…

電子情報では、卒業研究の論文が仕上がると(一般的な大学での査読ってほど厳密じゃないけど)、 卒研の中間発表などで状況を知っている先生が、副査となって内容をチェックする。 んで、今日は、テストの採点もひとまず終わったし、査読作業となりました。

といっても、前書きで全体像が語られていないとか、 序文で他の方式との比較検討が抜けてるとか、 自分のやり方がどうしてこうなったのか言及されてないとかのチェック。 誤字脱字チェックはちょっとだけでした。
# 私の日本語力では、チェックしきれないという話も….(^_^;

EIカリキュラム/レーダーチャート

ちょいと、カリキュラムの説明用に レーダーチャート図上に、 カリキュラム名を並べてみた。

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第21回高専プロコン課題部門テーマ+予定発表

高専プロコンの本部より、第21回プログラミングコンテストのスケジュール および課題部門のテーマが発表となった。

  • 募集期間 平成22年5月21日(金)~5月28日(金)
  • 予選(書類による審査)平成22年6月26日(土)
  • 本選(プレゼン・デモ等による審査、競技は対抗戦)
    • 日時 平成22年10月16日(土)~17日(日)
    • 場所 高知市文化プラザかるぽーと(高知市九反田2-1)
  • 課題部門のテーマは、「旅とコンピュータ」

課題部門などにチャレンジしてみたい人は、早々に準備を始めましょう!

情報処理センターシステム更新(データ移行せず)

情報処理センターの計算機システムが今年度末に更新されます。 これに伴い、演習室は 2/5(Fri) 17:00以降、使えなくなります。 この際、新しいシステムには、センターに保存してあったデータは移行されません。 期末試験あけに、演習などをする場合のデータが使えなくなるので、 各自2/5までに必要なデータを自分のメディアにコピーしておいてください。

新しいシステムは、OS起動に必要なディスクの情報を、ネットワーク経由でサーバから読み出す、 シンクライアントシステムとなるようだ。ネットワーク負荷をさげるためにキャッシュ用のHDDを持つものの、OSの更新作業などは簡単になるし、Linuxといった他のOSもサーバに置かれるので、 利用方法は便利になるみたい。

卒業論文の仕上げ時期

5年生の卒業研究ろ論文もそろそろシメの時期。 担当学生の添削を行っている。 うちの今年の3名の卒研生は、文章がハチャメチャということはないので、記載漏れだったり 前後の説明でのヌケを指摘し、加筆してもらっている。 もう少し時間をかけて誤字脱字をチェックをしなければいけないんだけど、 そろそろ期末試験の問題作りもあって、細かいチェックは不十分かも。 でも、ようやく論文としての体裁だけは、整ったように思う。

問題は、最後の卒論発表に向けて、まだプログラムの動いていない部分も残っていること。 期末試験が終わったら、発表資料作りだけでなく最終的なプログラム完成にも力を入れてもらわないと、『どこまでが完璧に動くの?』と突っ込まれそう。

データ構造とアルゴリズムの総括

処理速度・メモリの使用量・プログラミングの容易さのトレードオフの理解という点で、 まとめる。

  • 単純配列
    • 検索処理O(N),挿入処理O(N)
    • 固定サイズで最大量不定ならメモリ使用効率×、巨大一定
    • 最大データ数が既知ならば、メモリの使用効率は高くできる。
    • プログラミングはそのまんま。
  • 昇順配列
    • 2分探索法で検索処理O(log(N)),挿入処理O(N)
  • 配列によるヒープ
    • 検索処理O(log(N)),挿入処理(入れ替えがあるとちょっと手間)
  • 線形リスト
    • 検索処理O(N),挿入処理O(1)
    • メモリ量はデータに比例(ポインタ分のムダ)
    • スタックや待ち行列などで、最大データ数が分からない場合に便利。
  • 循環リスト
    • 待ち行列など
  • 双方向リスト
    • エディタなどの前後移動のあるデータ
  • 2分木
    • 検索処理O(log(N)),挿入処理O(1)
    • 木の左右のバランスが重要。AVL木=O(log(N)),不均衡=O(N) worst
    • 2つのポインタを持つため、メモリのムダあり。
    • 全データ対象だと再帰などでプログラミングが難しい。
  • B木
    • 検索処理O(log_d(N)),d=位数
    • データベースなどの基本技術
  • ハッシュ法
    • 検索処理:表サイズ>Nなら、O(1) , 表サイズ<Nなら、O(N)
    • 同一ハッシュ値が求まった場合=ハッシュ衝突
    • オープンアドレス法(ハッシュ値を求めなおす,イス取りゲーム?)
    • チェイン法(同一ハッシュ値をリスト構造で保存)

グラフィックス技術動向

グラフィックスの授業は、次回1回のみということで、演習を中心の時間とする。 3次元グラフィックスの説明(ワイヤーフレーム)について簡単にプログラム例を用いて 説明する。プログラム応用では、関数と引数を使いこなせるようになることが目標でもあり、 前回の演習で、ポインタ渡し・配列渡しが含まれるサンプルを見せたこともあり、 今回の資料では『構造体のポインタ渡し』を使用した例となっている。

等測投影・2軸測投影による3次元表示の処理結果から、陰面処理の必要性などを改めて説明。 また、雑談として最近の映画にみられるグラフィックス技術について紹介する。

映画に見られるSFXとグラフィックス技術: ターミネータ2のT-1000や、アビスに見られる透明液体異星人では、 レイトレーシングといった技術が重要であることを示す。 また、毛ふさふさといった者を自然に見せる技術の難しさということで、 成功例:モンスターズインクのサリー、失敗例:Aflacのコマーシャルの猫踊りのフサフサ感を紹介。 また、自然なキャラクターの動きという点で、モーションキャプチャ技術が一般的であることを紹介。 特に近年は、体の動きと顔の動きの同期という点で、ヘルメットに顔撮影のカメラをつけた事例 として、アバターなどを紹介。(パイレーツオブカリビアン2が先の成功事例だが…)

コンピュータアーキテクチャに興味を持つ者としては、で採用されたクラスタリング技術なども重要であり、クラスタリングという単語を紹介。

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