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ワイヤレス電力伝送技術の基本と実用化に向けた課題

電子情報通信学会北陸支部の学生向け講演会にて、東芝の研究開発センターの庄木裕樹氏をお招きして、ワイヤレス電力伝送のお話をしていただきました。

1311061521_2049x1536.JPG

緊急連絡システムの”~”の文字化け対策

緊急連絡システムの利用者の方から、 「URL内の”~”が文字化けして、利用者確認のURLにアクセスできない」といった トラブルがあるとのご指摘を受けた。

その方の話をまとめると、緊急連絡システムの末尾に付けられる利用者確認のURLの行が、 Docomo の SPモードメールなどで、” ̄”に書き換えられてしまうため、らしい。

送信:http://XXX.fukui-nct.ac.jp/~emc/alive.php?.....
受信:http://XXX.fukui-nct.ac.jp/emc/alive.php?.....

URLの中の”~”は、ホームディレクトリを表すために、広く一般的に用いられている URL の 記号文字であり、こんなものを書き換えてしまう SP モードメールがアホと叫びたいけど、 なんらかの対応を…と考えてみた。

緊急連絡システムのプログラムに、大きな変更を加えたくないので、 URLを “~”無しでもアクセスできるように変更し、 メール送信時に、”/~emc/…” で送信すべき場所を “~”無しのURLの ”/emc/…” で送信するように変更した。

RewriteEngine on
RewriteRule ^emc/(.*)$  /~emc/$1 [L]

2013年11月3日(第345回)

  • まるよし Train Pops ~ 国語と遊ぼう!  第29便 「ちりとてちん」
  • これからの季節の天気の話
  • 食べ物の話
  • おめでとうの話

担当:前田勝(4EI)、山野(2C)、五味(教員)

学生ものづくりプロジェクトによるLED照明

卒業研究で、太陽電池パネルの電力を利用した、電子情報棟非常階段のLEDによる夜間照明を作成中です。

学生のものづくり技術を、学校内の環境改善に実際に活用することを通して、 ものづくり技術を高めるプロジェクトとして作成しています。

ワード境界,共用体,列挙型

構造体の演習に引き続き、構造体の応用について説明する。

ワード境界

構造体の配列をメモリに格納する場合、ワード境界が問題となる。 最近のコンピュータでは、CPUの速度に比べ主記憶の速度は遅いため、 メモリを効率よくアクセスする必要がある。 このために、メモリ上のデータは、ワード単位で一括して読み書きされる。

struct Data {
   char      a[ 5 ] ;
   int       b ;
   short int c ;
} ;
struct Data array[ 10 ] ;

上記のような構造体があったとして、メモリー上に以下のように配置されていると、 array[0].b を参照する際には、04行と08行の2回のメモリアクセスがあって、 メモリ参照速度が低下する。

+0 +1 +2 +3
00 a a a a
04 a b b b
08 b c c a
12 a a a a
16 b b b b
20 c c a a

ワードアライメントを無視した配置

+0 +1 +2 +3
00 a a a a
04 a x x x
08 b b b b
12 c c x x
16 a a a a
20 a x x x

ワードアライメントした配置

このような、データを読み書きする際の、ワードの塊の境を「ワード境界」と呼ぶ。 また、右図のように、ワード境界をまたがないようにデータを配置することを、 ワードアライメントと呼ぶ。

もし、処理速度の低下より、メモリの有効利用が必要であれば、VC++であれば、”#pragma pack”や”gccの”__attribute__((packed))”などを指定する。

共用体

プログラムを作っていると、データが「名前と年齢」か「名前と住所」のどちらかで、 「名前と年齢と住所」が揃うことはない…という場合もある。この際に、”struct ..{ char name[] ; int age ; char addr[] } ; ” では、かならず3つのデータを覚えてしまい、メモリの無駄が発生するのが問題となる場合がある。 このようなときに使うのが共用体である。共用体では、中身のいずれかを覚えるために使う。 また、要素の記憶場所は共有される。

union AgeOrAddr {
   int age ;
   char addr[ 30 ] ;
} ;
struct NameAndAgeOrAddr {
   char name[ 20 ] ;
   union AgeOrAddr age_addr ;
} ;

データの記憶場所が同じことを確認するために、以下の様な処理を実行した結果も示す。

union A {
   char s[4] ;
   int  x ;
} ;
union A a ;
// 文字列の代入
strcpy( a.s , "ABC" ) ;
printf( "%8x\n" , a.x ) ;
// 配列の代入
a.x = 0x12345678 ;
a.s[2] = 0x99 ;
printf( "%8x\n" , a.x ) ;
(( 実行結果 ))
00434241     // 実験したコンピュータは Intel Xeon
11995678     // この結果より、リトルエンディアン なのが判る。

この結果は、CPUの内部が、ビッグエンディアン(68系,SPARC)か、リトルエンディアン(x86系)によって異なる。また、この順番はCPUの異なる間のネットワーク通信でも問題となることが多く、ネットワーク通信では、ビッグエンディアンを用いることになっている。

列挙型

カレンダーの処理などで、週のデータを扱う場合、日:0,月:1,火:2… と番号を振って その番号に応じてプログラムを記述する場合がある。

(( わかりにくいプログラム ))
int week = なにかの週番号 ;
if ( week == 3 ) {  // 3がマジックナンバー
   水曜日の処理 ;
}
(( わかりやすいプログラム ))
#define SUN 0
#define MON 1
#define TUE 2
:
if ( week == WED ) { // 読んでいて意味が判る
   水曜日の処理 ;
}
(( でも週と月を整数型で扱っているだけ ))
#define JAN 1
#define FEB 2
#define MAR 3
int week = 週の番号 ;
week = FEB ; // エラーにはならないけど、意味的に間違い。

列挙型は、以下の様な使い方をすることで、シンプルな書き方で定数に意味をもたせることができる。このため、型の間違いの確認もできる。

enum Week {
   SUN , MON , TUE , ... SAT
} ;
enum Month {
   JAN , FEB , MAR , APR , MAY , ... DEC
} ;
enum Week week = 何らかの曜日 ;
if ( week == WED ) {
   水曜日の処理 ;
}
switch( week ) {
case MON : 月曜の処理 ; break ;
case WED : 水曜の処理 ; break ;
// この書き方をすると、月水以外の処理が記載されていない
// ことをコンパイラが警告してくれる。
}
week = FEB ; // エラー:週の変数に月の値を代入することはできない。

sambaでファイルを作れても消せない

修理に出していた、学科のバックアップ用のNASが戻ってきたので、 改めて学科データの保存のための設定を行う。

samba経由でアクセスするための設定は、簡単に復旧できたが、 「ファイルを作っても消せない」という変な状況が発生。 色々やっている内に「この症状どっかで体験したよな…」というわけで、 自宅サーバの設定ファイルやらを確認するけど、思い出せない…

デジャブじゃないよな…とも思いながら、ググったら見た覚えのある 設定追加項目を発見。 OSXのファイル共有で、sambaをアクセスすると、 ファイルを作れても消せないというネタが見つかる。

[global]
acl check permissions = no

こういう微妙な設定は、blog にでも残さないと、 もう一度デジャブ体験することになる…

夏期実習報告会

4年の学生の方々が、夏休み期間中に参加した、インターンシップの報告会がありました。ここで経験した様々な体験を、来年の就職・進学に活かしてください。

1310281750_640x428.JPG

2013年10月27日(第344回)

高専祭スペシャル!!
福井高専内のスタジオから生放送!

  • まるよし Train Pops ~ 国語と遊ぼう!  第28便 「弁論大会」
    まるよしさんが高専スタジオから生出演でコーナーをお送りしました。
    コーナーゲスト:福井高専 畑野さん(2M)
  • 福井高専 高専祭のお伝えしました

ゲスト:国語科 中村先生
担当:前田勝(4EI)、松島(2C)、五味(教員)、西(教員)

EV-3の光センサーの特性

夏休み期間中に、実験の学生に LEGO MindStorm EV-3 の 光センサーの特性を計測してもらった。

外部光が横から入ってきた場合などの実験も行ったが、 入射角度や光の強度なども試したが、通常のライントレースを 行うために問題となるようなデータは、光強度が強い時程度で あった。

1310241300_465x565.png

MacBookAir OS X Mavericks

iOSの新機種なども出たようだけど、これに合わせて、 OSX Mavericks が無料で出た様子。 ということで、iMac に入れてみた。 iMacでインストール中には、「ディスクが壊れていて、インストール出来ない」 といった表示がでて、びびったけど、ディスクユーティリティで 修復をかけたら、無事インストールができた。

今、2台目ということで、MacBook Air にインストール中。

1310232016_629x222.png

Mavericksって、マイナーバージョンアップかと思って、 気軽に適用したけど、10.8.x → 10.9 だったのね。 お陰で、プリンタ(Canon LBP3300)が動かなくなった。 メーカーページを見ると、11月中頃にはドライバ公開って出ていた。 ということで、当面は、卒研室のプリンタを借りることになりそう。

でも、頻繁に卒研室も面倒なので、Parallels の Windows7 に、 LBP3300のドライバ入れてみた。ちょいと面倒だけど、いちいちコピーするよりは楽かな。

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