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創造工学演習・ガイダンス・アイデアだし

創造工学演習では、例年プロコンなどへの参加を具体的な目標として、 数人1グループでモノづくりをしてもらっている。 ということで、最初に高専プロコンについて、課題・自由・競技部門について説明を行う。 また他のコンテストとして、歯みがきロボコンなどの説明のあと、 具体的なアイデアの検討として調査してもらう。来週にはアイデアの 練っている中間報告としてマインドマップを書いてもらう予定。

卒研・ガイダンス

最初の卒研ということで、クラス全体のガイダンスにて、以下の点を説明。

  • 卒研に取り組んだ時間は、日付・時間・内容などを記録する
  • 卒研では発表等で資料を作るので日々の記録が重要(ノートを作る)
  • 資料提出用のファイル共有の概略説明

斉藤卒研室のガイダンス

各卒研室に分かれた後は…ということで、自分の卒研の学生さん向けにガイダンス。 ネットワーク系テーマや、制御系テーマについて解説し、 どのような内容で取り組むか考えてもらうために、簡単な課題を示す。 また、最初は毎月1回ぐらいのペースで中間報告をしてもらう方針を話す。 その後は、自分のパソコン環境の設定をしてもらう。

2日目は、サーバにユーザ登録をして、パスワード設定やファイル共有の使い方、 Webページの作り方の説明を行う。

オブジェクト指向プログラミング・ガイダンス

専攻科2年向けのオブジェクト指向プログラミングの授業のガイダンス。 最初に授業内容の説明として、大きなプログラムを作るにあたって、分業・再利用が しやすくするためのテクニックとしての、隠蔽化・継承という概念があり、 最終的に、UMLなどの説明をすることを紹介。 その他、レポート中心での内容などを説明する。 受講者は、EIのOB3人+E科OB1人。

最初にオブジェクト指向の概念を説明するために、プログラム言語の歴史を紹介し、 FORTRANで手続き、COBOLで構造体、ALGOLで構造化プログラミングが現れた あたりを説明し、Simulaで シミュレーションの記述としてオブジェクト指向が使われ始めたことを紹介。 また、Smalltalkで、 GUI環境の構築で有用性が認知され、X11,Windowsなどのプログラミングに 波及していったことを紹介。 その元になったのが、C言語にオブジェクト指向を取り入れたC++であり、 これから Java が派生していったことを説明する。

CからC++へ

例年であれば、他学科でC言語理解の浅い人向けの説明を行うけど、今年は構造体なら 理解していそうなので、例年よりはハイペース。以下のようなプログラムを示し、 オブジェクト・メソッド・インスタンス・クラスといった用語を紹介。

struct Person { // オブジェクト(データの構造)
char name[ 20 ] ;
int  age ;
} ;
void set( struct Person* p , char s[] , int a ) {
strcpy( p->name , s ) ; // 初期化メソッド(データの操作)
p->age = a ;
}
void print( struct Person* p ) { // 表示メソッド
printf( "%s %d\n" , p->name , p->age ) ;
}
void main() {
struct Person saitoh ; // saitohインスタンス(具体化)
struct Person family[2] ;
set( &saitoh , "saitoh" , 46 ) ;
set( &family[0] , "mitsuki" , 11 ) ;
print( &saitoh ) ;
print( &family[0] ) ;
}

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