ホーム » 2017 (ページ 7)
年別アーカイブ: 2017
データベースとガイダンス
今日が後期の選択科目「データベース」の第一回目ということで、シラバス説明&ガイダンスをしてからぁ〜のぉ〜、概要説明。
インターネットの情報量
インターネット上の情報量の話として、2010年度に281EB(エクサバイト)参考:kMGTPEZYの情報があるらしい。また 2013年度で、1.2 ZB(ゼタバイト)という情報があった。これらをムーアの法則(2年で2倍)の概算に照らし合わせても、それなりに近い。2017年であれば、約4年で、5 ZBにはなっているかな。
そして、これらの情報をGoogleなどで探す場合、すぐにそれなりに情報をみつけてくれる。これらは、どの様に実装されているのか?
Webシステムとデータベース
まず、指定したキーワードの情報を見つけてくれるものとして、検索システムがあるが、このデータベースはどのようにできているのか?
Web創成期の頃であれば、Yahooがディレクトリ型の検索システムを構築した。(ページ作者がキーワードとURLを登録する方式) しかし、ディレクトリ型では、自分が考えたキーワードではページが見つからないことが多い。
そこで、GoogleはWebロボット(クローラー)による検索システムを構築した。Webロボットは、定期的に登録されているURLをアクセスし、そのページ内の単語を分割しURLと共にデータベースに追加する。さらに、ページ内にURLが含まれていると、そのURLの先で、同様の処理を再帰的に繰り返す。 (さらに…)
高専プロコン第28回大島大会(2017)・ライブ中継
電子情報からも、競技部門にて参加する高専プロコン第28回大島大会(2017)のライブ中継のお知らせが届きました。
全国高等専門学校 第28回プログラミングコンテスト
「IT志士たち,よーけ集まるであります.」
主催:一般社団法人 全国高等専門学校連合会
主管校:大島商船高等専門学校(山口県大島郡周防大島町)
日時:平成29年10月8日(日)- 9日(月・祝)
場所:周南市文化会館(山口県周南市徳山5854-41)
公式サイト http://www.procon.gr.jp/?page_id=59121
ハッシュタグ #procon28
APIEMS2017の発表準備だ
発達障害の子供の支援システムの開発ということで、指導している学生さんの国際会議 APIEMS2017(インドネシア) への査読が無事に通った様だ。
英語のサポートはあんまりしてあげられてないけど、12月3日〜6日の発表に向けて準備、準備。
情報ネットワーク基礎・ガイダンス
シラバス:情報ネットワーク基礎
情報ネットワーク基礎では、インターネットがどのような仕組みなのか、どのようにして動いているのかを説明する。TCP/IPって何? IPアドレスって何? セキュリティって何?
あなたが使っているネットワーク機能は?
共有:ネットワークプリンタ、ファイル共有…
分散:大量のコンピュータで負荷分散、リスク分散…
ネットワークの歴史
昔のコンピュータは、開発にお金がかかるため1台のコンピュータを全員で使うもの(TSS)だった。冷戦の時代、軍の重要な処理を行うコンピュータでは、コンピュータのある所に核攻撃を加えられ、軍の機能がすべて動かなくなることは問題だった。1970年頃にアメリカ国防総省ARPANETがインターネットの原型(TCP/IP)を作る。
1980年代には、パソコンがインターネットで繋がるようになる(LAN)。1990年代には、LANどうしを遠隔地接続をするWANが発達。欧州原子核研究機構(CERN)で、ティム・バーナーズ=リーがWorld Wide Web/httpを開発(1989)。1995年、マイクロソフトの家庭用パソコンのOS Windows95の普及と共にWWWが普及する。
※1980年代:パソコン通信、1997年:weblog,1998年:Google検索、1999年:2ch、2002年:SNSの誕生、2006年:Twitter,Facebook(一般開放)
リストの利点/欠点と双方向リスト
リストを使った集合演算のように、データを連ねたリストは、単純リストとか線形リストと呼ばれる。特徴はデータ数に応じてメモリを確保する点や、途中へのデータの挿入削除が得意な点があげられる。一方で、配列は想定最大データ件数で宣言してしまうと、実際のデータ数が少ない場合、メモリの無駄も発生する。しかし、想定件数と実データ件数がそれなりに一致していれば、無駄も必要最小限となる。リスト構造では、次のデータへのポインタを必要とすることから、常にポインタ分のメモリは、データにのみ注目すれば無駄となる。
シーケンシャルアクセス・ランダムアクセス
もう1つの欠点がシーケンシャルアクセスとなる。テープ上に記録された情報を読む場合、後ろのデータを読むには途中データを読み飛ばす必要があり、データ件数に比例したアクセス時間を要する。このような N番目 データ参照に、O(N)の時間を要するものは、シーケンシャルアクセスと呼ばれる。
一方、配列はどの場所であれ、一定時間でデータの参照が可能であり、これは ランダムアクセスと呼ばれる。N番目のアクセス時間がO(1)を要する。
このため、プログラム・エディタの文字データの管理などに単純リストを用いた場合、1つ前の行に移動するには、先頭から編集行までの移動で O(N) の時間がかかり、大量の行数の編集では、使いものにならない。ここで、シーケンシャルアクセスでも1つ前にもどるだけでも処理時間を改善してみよう。 (さらに…)
高専ライブ:2017年10月1日(第544回)
- 球技大会について
- サイエンス共和国再放送 第1回「耐熱ガラスの話」
- 後期授業の話
- 飲食物の話
担当:越後(2E、MC)、西島(3EI、MIX)、中島(3C)、西(教員)
macports macOS11 High Sierra
最初に、AppStore に行って、”Xcode 9″ をインストール。
次に、macports の基本部分を更新
$ sudo bash # xcode-select --install (Xcodeを起動して、承認作業を行う) # cd ~/Desktop # mkdir macports # cd macports # curl -O https://distfiles.macports.org/MacPorts/MacPorts-2.4.1.tar.gz # tar zcvf MacPorts-2.4.1.tar.gz # cd MacPorts-2.4.1 # ./configure --enable-readline # make # make install
あとは定番の更新作業
$ sudo bash # port selfupdate # port upgrade installed
macOS High Sierra
当然の如く、インストール開始。macOS High Sierra、約1時間で更新が終わりました。
でも、AFS でパフォーマンス向上以外、恩恵を感じる売り機能が見つからないぞ…(^_^;